「まちなかの放課後」-札幌・大通に「部活」制のアート・交流拠点

5月18日にオープンした「大通まち×アートセンター『OYOYO』」で行われたオープニングイベント

5月18日にオープンした「大通まち×アートセンター『OYOYO』」で行われたオープニングイベント

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 札幌を中心に写真やアート、街づくりなどさまざまな分野で活躍する人々が主体となり部活動を行うアートや交流の新たな文化拠点「大通まち×アートセンター『OYOYO(オヨヨ)』が5月18日、大通の東急ハンズ隣の第2三谷ビル(札幌市中央区南1西6)6階にオープンした。

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 昨年より、札幌都心の街づくり事業を行う民間主体の街づくり機関「札幌TMO」が主催する「まち魅力プレイヤーズ会議」が、大通地区の新たな街づくりコンテンツを模索。「さまざまな活動をする人々が集まり、面白いことを発信できないか」という話し合いの中、同ビルオーナーのアルファコートから「空室の有効活用ができないか」と打診されたのをきっかけに同施設を開設。運営方法は「部活」制で、各部の部長たちが集まる「世話会」が運営する。

 キャッチコピーは、仕事帰りの大人が集まる「まちなかの放課後」。設立された部は、展覧会の企画やアーティストのワークショップなどを企画する「美術部」、ウェブラジオ番組の制作を行う「放送部」、共同暗室を設け、写真撮影や展示、モノクロ写真の伝承を伝える「写真部」、施設内ライブラリーの管理や、映像などで街の変化を「アーカイブ化」する「図書部」、週末やイベント時を中心にカウンターバーを運営する「飲食部」、音楽関連ライブ・イベントの運営や外部向けのイベント企画などを行う「遊楽部」の6部。光熱費などは、部活ごとに月々3万円を部費として支払う。部活数は10部を理想とし、それ以上は同好会としての設立も検討する。

 施設面積は47.5坪。元会社オフィス兼住居スペースを世話会や有志たちが改装。白を基調とした施設内には、フリーデスクを設置し、各部員が利用できる「ワーキングスペース」、部活以外にも、セミナーや展示会など一般利用が可能な「フリースペース」のほか、暗室やバーカウンター、図書室などを設けた。参加するには、入部するか新たに部を設立することができるほか、イベントへの参加だけでも可能。外部へのイベントスペース貸し出しも行う。

 同施設を展開する第2三谷ビルは、1963年築の当時最先端の設備を備えたオフィスビル。当時は、同ビルが面する中通りに喫茶店やバーなど集積し、「何か面白いことや人が集まっている」場、通称「オヨヨ通り」として親しまれていた。今回の施設名は「オヨヨ通り」に由来し、「(当時のような)そんな場所を目指している。この場所に来るきっかけになれば」(服部彰冶事務局長)と話す。「広く一般にも参加してもらえるような機会を設けて、この場に来てもらうことが重要」と、今後はさまざまな企画を行っていくという。

 利用可能時間は10時~23時。

OYOYO

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