札幌市は11月22日・23日、バンコク市内の商業施設で雪と触れ合うことのできるイベント「SNOW PARADAISE Sapporo in Hokkaido」を開催した。来札客数が年々増加するタイからの観光客のさらなる増加を目指す取り組みで、11月1日~30日の間、公共交通機関の主要駅に駅内広告を打ち出し、タイでの休暇期間の来札につながる動機付けを行うのが狙い。
イベントは、人工降雪機を使用し雪を降らせたスロープでスキーやソリの体験ができるほか、フォトパネルなどでの札幌の観光情報の紹介や、雪だるまなどに直接触れられるコーナーを設置。駅内広告はサイアム駅構内で展開され、スノーアクティビティや雪まつり、桜やグルメなどの写真を用いて冬から春にかけての魅力を発信している。
現地で立ち会った担当者は「イベントでは、スキー体験、そり体験、降雪、フォトコーナー設置など行ったが、特に降雪時には大人から子供まで大はしゃぎで大変なにぎわいを見せた。直に雪に触れたり、スノーアクティビティを体験していただくことによって、益々札幌・北海道のファンになっていただき、より一層札幌・北海道にお越しいただければ」と話した。