札幌円山動物園(札幌市中央区宮ヶ丘3、TEL 011-621-1426)は11月1日から、レッサーパンダの赤ちゃんの愛称を募集する。
レッサーパンダの赤ちゃんはオスで、今年7月11日に母・ココと父・セイタの間生まれた。出生時の頭胴長は約15センチ、体重は152グラム。3カ月たった現在、頭胴長は約38センチ、体重2500グラムと順調に成長している。事前にレッサーパンダの「ココ」のアニマルファミリーから愛称を募集し、選考の末5つに絞られた。11月1日~10日に一般投票を行い、得票数の多い愛称に決定する。
愛称の候補は、(1)母と父から1文字ずつ受け継いだ「コウタ」、(2)父親の名前の漢字「星太」から関連した「ホクト」(北斗)、(3)母が宝物のように愛情を注いでる事から取った「タカラ」(宝)、(4)北海道の大地のように、という願いを込めた「ユウタ」(雄太)、(5)札幌で生まれた初めてのオスで、「幌」の字を中国語読みとしたファンファン(幌幌)の5つ。
同園の「わくわくアジアゾーン高山館」「動物園センター」にある投票用紙に記入して投函する。投票は1人1回まで。11月下旬に命名式を予定。同園の飼育展示課は「写真だけではなく、足を運んで実際見て投票してほしい」と呼び掛ける。
開園時間は9時~16時(最終入園は15時30分)。高校生以上は600円、中学生以下は無料。レッサーパンダの赤ちゃんはわくわくアジアゾーンで公開している。