札幌・ススキノラフィラの地下2階に「海鮮丼の浦島」(札幌市中央区南4西4、011-522-7207)がオープンして半年がたった。
同店は、もともと海鮮居酒屋を経営していた店主が観光客から「新鮮な海鮮丼が食べたい」というニーズが多いことを受け、出店した海鮮丼の専門店。店舗面積は17坪。席数は20席。
人気メニューは「いくら中トロ丼」(2400円)や、当日仕入れた海鮮を店主が選ぶ「おまかせ海鮮丼」(1500円)、ウニとイクラのハーフ&ハーフ「海鮮丼りゅうぐう」(3000円)など。客単価は2,000円~3,000円。新鮮な海鮮丼としては低価格設定といい、ウニは不漁などで赤字になることも多いという。
「お客さまの8割以上は観光客。とにかく新鮮でおいしい海鮮丼を提供することが大切。札幌に来たらおいしい海鮮を食べたいというニーズは多く、修学旅行の学生たちも金額に糸目をつけず一人で5,000円使っていく人もいる」と荒井祇憲社長。
「観光シーズンになると席数が足りなくなるが、ラフィラのフードコートで食べることもできる」とも。「観光シーズンを外れたとたんに客足が落ちるため、今後はランチメニューなどを充実させて地元客へもアピールしたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~21時、ランチタイムは11時~17時。1月1日のみ休み。