スパークリングワインが話題で知られる「ドミニク・ヴェルサーチ」が5月、北海道に初上陸し札幌市内の飲食店を中心に提供が始まる。販売は正規代理店「サイバッカス」(東京都新宿区新宿1丁目24)。
同ワインは世界的に有名なファッション・ブランド「ヴェルサーチ」の創業者・ジャンニ・ヴェルサーチ氏の一族であるカルミネ氏が1950年、良質のワイン製造の環境を求めイタリアからオーストラリアに渡ったことが起源。カルミネ氏の没後、遺志を継いだ息子・ドミニク氏が長年、オーガニック栽培、完全無農薬など品質や「安心・安全」を追及したという。世界中から認められるワインになり、現在は年間6000本しか生産されない希少なものとなっている。
日本では2007年前後から個人などの小規模で輸入。昨年末から同社が正規代理店として本格的に国内の流通を始め、現在は、都内の飲食店20~30店舗で提供されている。今後全国に向けていく中、先駆けとして5月から北海道で展開する。札幌市内の飲食店を中心に販売していく予定。古川憲一社長は「道内の話題に敏感な方、ワイン好きのお客さまが集まるお店でぜひ楽しんでいただきたい」と話す。
一般向けの販売はインターネットで受け付けている。