![カーテンコールの様子](https://images.keizai.biz/sapporo_keizai/headline/1387879078_photo.jpg)
北海道四季劇場(札幌市中央区大通東1)で12月23日、ミュージカル「オペラ座の怪人」が公演初日を迎えた。
フランスの作家、ガストン・ルルーの同名小説を基にした同作。舞台は19世紀・パリの劇場「オペラ座」。同劇場の地下に住む「怪人(ファントム)」と歌姫・クリスティーヌの愛憎劇を描く。1986(昭和61)年のロンドンでの初演以来、30カ国・151都市で上演。総入場者数は1億3000万人を超えるといわれる人気作だ。
北海道では1993年~1994年に「JRシアター」(1999年閉館)で初めて上演され、31万5000人を動員。以来19年ぶりに公演を迎えた。ステージには、本場オペラ座の装飾を再現したシャンデリア、舞台と客席を仕切る重厚な「プロセニアム・アーチ」なども設置されている。初日は約900席分が満席で、カーテンコールではスタンディングオベーションとともに大きな歓声上がり、盛況の中、初日の公演を終えた。
怪人役の高井治(おさむ)さんは「本日、無事初日を迎えられた。この作品の感動を一人でも多くの方々に届けられるよう、『オペラ座の怪人』出演者一同精進してまいります。 ぜひ北海道四季劇場にお越しください」と呼び掛ける。
料金は、S席=8,000円、A席=7,000円(学生=5,000円)、B席=5,000円、サイドシート=3,000円。