札幌・大通公園西2丁目で11月29日、「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」が始まり、ドイツ料理店やクリスマス雑貨店が軒を連ねる温かなにぎわいに包まれている。
1972(昭和47)年にドイツ・ミュンヘンと姉妹都市提携を結んだ札幌市。2002年に提携30周年を迎えたことを機に同イベントを開催。今年で12回目を迎え、札幌のクリスマスの恒例イベントとして毎年にぎわいを見せる。
会場にはキャンドルホルダーやクルミ割り人形、スノーグローブなどのクリスマス関連雑貨や海外の工芸品を販売するショップなど20店、ドイツ料理やグリューワイン(ホットワイン)、ローストアーモンド、ドイツビールなどを提供するショップ10店が出店する。
会期中はゴスペル弾き語りなどのライブステージやトークイベント、ドイツ絵本の読み聞かせなども行われる。そのほか大通、駅前通地区10カ所のクリスマスツリーに隠された文字を探してキャンペーンに応募できる「キーワードラリー」、駅前通の地下通路「チ・カ・ホ」で行われる写真展、ワークショップなどのイベント、「サッポロファクトリー」の一部レストランでクリスマス限定メニューフェアなど、サテライト会場でのイベントも。
来場客の男性は「小さな規模だが、海外のような市場風の光景が街中にできるイベントは少ないので楽しい。今日食べられなかった料理もあるのでまた来たい」と話していた。
開催時間は11時~21時。12月24日まで。