冬の風物詩「さっぽろホワイトイルミネーション」が11月22日、札幌市内中心部で始まった。
夏の観光が主流だった1981(昭和56)年当時の札幌に、1年を通して観光客を呼び込むための取り組みとして始まった同イベント。今年で33回目を迎える。
初日にはメーン会場の大通公園で点灯式が行われ、多くの市民が見守る中スイッチが押されると、約45万個の電球に一斉に光がともされた。大通公園では、約5万8000個の電球で川を表現した「クリスタル・リバー」やオブジェ、南一条通、駅前通では立木に電飾を施す。
大通公園会場では期間中の18時・19時・20時に「TWINKLE NIGHT」と題した再点灯イベント、大通公園西2丁目会場では同29日からクリスマスまで「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」などが行われる。
今後雪が積もり始めると、雪に光が反射する状態のイルミネーションを楽しむこともできる。
点灯時間は16時30分~22時(12月21日~25日は24時まで)。開催期間は、大通公園=12月25日、駅前通り=来年2月11日、南一条通り=同2月14日まで。