札幌・南区の定山渓一帯の紅葉が見ごろを迎えている。
温泉の名所で「札幌の奥座敷」として人気の同スポット。例年10月中旬ごろに見ごろを迎え、渓谷一帯を彩る。札幌市内中心部から1時間弱のアクセスで、紅葉シーズンには観光客だけでなく地元市民もドライブに訪れるため、10月に大型イベントが無い札幌の重要な観光資源の1つにもなっている。
主なスポットは、温泉街から渓流に沿って続く散策路や「二見吊り橋」「定山渓ダム下流園地」「豊平渓(ほうへいきょう)ダム」などで、カエデ、ツツジ、キタコブシなどの紅葉が一帯に広がる。
撮影していたアマチュアカメラマンの男性は「今週は台風の影響で天気も悪かったが、本日は晴天。週末も晴れるようなので撮影日和。20日過ぎまでピークで下旬からは落葉するのでは」と話していた。
シーズン中は名所をめぐる「紅葉かっぱ」やバスシャトルバスの運行、カヌーなどのアクティビティも行っている。問い合わせは「定山渓観光協会」(TEL 011-598-2012)まで。