大通公園で開催中のグルメイベント「さっぽろオータムフェスト2013」7丁目会場で現在、人気ドラマ「SPEC～警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿～」とコラボした「マヨだく餃子丼」が限定販売されている。

オリジナルデザインの箸袋とオリジナルステッカー

　2010年10月からテレビで放映された同作。加瀬亮さん演じる元警視庁特殊部隊（SIT）の刑事・瀬文焚流（たける）と、戸田恵梨香さん演じるIQ201の天才で「変人」当麻紗綾（さや）のコンビが特殊な能力「SPEC」を持った犯人「SPECホルダー」たちに立ち向かうミステリードラマ。メガホン取ったのは、「TRICK（トリック）」、劇場版「20世紀少年」3部作などの人気作を手掛けた堤幸彦監督。ミステリーの中に多彩なコメディやパロディ要素を組み合わせ、独特の映像スタイルや音楽も取り入れた内容でコアなファンも多い。多くの謎を残して放送は終わったが、その謎が話題となり大きな反響を呼んだため、昨年、続編としてスペシャルドラマ「SPEC～翔～」、映画「SPEC～天～」が公開された。

　同コラボは、フィナーレを迎える「劇場版SPEC～結～（クローズ）」劇場2部作「漸ノ篇（ぜんのへん）」（11月1日公開）、「爻ノ篇」（こうのへん）」（同29日公開）に関連するキャンペーンの一環。シリーズを通し、当麻紗綾が中華料理店「中部日本餃子のCBC」で大量にギョーザを食べるシーンが恒例になっているため企画されたもの。「SPEC～天～」公開時は「SPEC餃子ワゴン」が全国をめぐるキャンペーンを行った。

　ギョーザの味は、堤さんの故郷・名古屋の母親が作るレシピを再現したもので「関東では珍しい」というみそ風味の具が特徴。マヨネーズ、紅ショウガ、からしに特製たれをかけた丼。割りばしの袋も同作特製のデザインになっている。店の隣にはPV上映、作品パネルを展示している。

　価格は500円。1日限定300食。先着100人にオリジナルステッカーを贈呈する。23日まで。