札幌のコンテンポラリーダンススタジオ「CONTE(コンテ)」(札幌市中央区北5西25)で9月21日、フランス出身のバンド「BOLITZ(ボリッツ)」とトランペット、舞踏をコラボしたフリーミュージックライブが開催される。
BOLITZは、チェロ、エレクトロ、コンピューターを組み合わせたエクスペリメンタルミュージックバンド。札幌出身のトランペッター・横山祐太さんがフランスへ行った際にセッションしたことや東京でともにライブしたことをきっかけに企画した。舞踏を踊るのはコンテンポラリーダンサーの田仲ハルさん。「東京ではフリーミュージックのライブはたくさん行われているが札幌ではあまり見かけないので、これをきっかけにフリーミュージックを見て、聞いてほしい」と横山さん。
エレクトロとコンピューター、アコースティック、BOLITZ単体のライブ、BOLITZと横山さんのセッションなど、全2部構成で行う予定。田中さんは全編でパフォーマンスを行う。「チェロやトランペットの音が機械を通して別の音色に聞こえたり、見たことがない人にとっては新感覚だと思う」(横山さん)。
「多くの人にとって初体験の機会になると思う。目で見て耳で聞いて体を揺らせる、感覚で楽しめるライブを楽しんでほしい」と呼びかける。
開場19時30分、開演20時。料金は2,500円(1ドリンク付き)。問い合わせは同スタジオ(TEL 011-688-5116)まで。BOLITZと横山さんは9月23日に北海道立釧路芸術館、25日にライブスポット「くう」(中央区南1西20)でそれぞれ、ツアーを行う。