全国軟式野球団体「ストロングリーグ」の北海道トーナメント大会が9月1日・8日・14日、「月寒公園」(札幌市豊平区美園)で開催される。
2001年に東京で結成された同団体。国内最大規模の軟式野球コミュニティで、全国3800~3900の草野球チームや社会人野球チームが登録する。全国軟式野球統一王座決定戦「ジャパンカップ」、世界大会「SSK Presents World Baseball Challenge Supported BELGURD」などの大会や公式サイトの掲示板で募集するチームごとの対戦申し込みによる試合など、年間を通して大小さまざまな試合を行っている。
北海道でもチームごとに試合が行われることはあるが、大会が行われるのは今回が初。過去に同団体本部の運営をサポートしていた杉浦巌さん(36)が3年前に北海道に転勤したことをきっかけに同トーナメントを提案した。「関東・関西圏では盛り上がっているが、北海道には大会がなかった。北海道は冬が長い分、試合できる季節だからこそもっと盛り上げたいと思った」と杉浦さん。16チームが北海道チャンピオンの座をかけて争い、1日・8日に1・2回戦、14日に準決勝・決勝戦を行う。初日は「さっぽろテレビ塔」のゆるキャラ「テレビ父さん」が応援に駆け付ける。
杉浦さんは「まずは大会の初開催を企画できた。来年度以降は規模の拡大や東北のチームとの大会、ジャパンカップ参戦など北海道での大会規模を拡大して全国への道にも繋げたい」と話す。