今年で3回目を迎える「根室さんま直送市」が9月3日・4日、北海道庁赤れんが庁舎前庭(札幌市中央区北3西6)で行われる。
旬の根室産サンマのPR、消費促進などを目的として開催する同イベント。夏から秋にかけて北から南へ南下するサンマは根室沖合が折り返し地点とされ、この時期にのみ収穫される脂の乗ったサイズの大きなサンマは「大トロサンマ」と呼ばれる。会場では炭火焼きを行い、昨年は2000本を販売。行列ができるほど人気を集め、購入できない来場者もいるなど反響を呼んだ。
道東サンマ漁の皮切り「流し網漁」の漁獲量は77トンで例年に比べ不漁(2013年7月末現在)。今月20日以降は大型船の漁が本格化して市場での価格平均も決まり始める。炭火焼きサンマは、昨年より50円高い200円で販売予定。サイズは170グラム~200グラムで、一般的なサンマより「一回り大きい」という。箱売りも行い2キログラムと4キログラムの2種を販売予定。会場から直接持ち帰り、配送もできる。購入当日、配送されたサンマの到着当日に限り、刺し身で食べることも。
販売ブース横では、根室のご当地商品、特産物を販売するコーナーを設け、ふりかけ、珍味など30種前後の商品を用意する。
開催時間は10時~18時(2日目は15時まで)。入場無料。