北海道コカ・コーラボトリング(札幌市清田区清田1条1)は4月26日、札幌市円山動物園(中央区宮ヶ丘3)の活動を支援するドリンク「ミニッツメイド Qoo(クー)どうぶつデザイン」の発売記念セレモニーを行った。
ミニチュアの「豊平館(ほうへいかん)」に3Dマッピングする様子
同社と札幌市が2009年に結んだ「さっぽろまちづくりパートナー協定」に基づき、市が運営する同園の活動支援のため同商品の売り上げの一部を寄付する。パッケージには「札幌市食育特別大使」キャラクターでもある「Qoo」と同園で飼育する絶滅危惧種の「ホッキョクグマ」「マレーバク」「オオワシ」「カバ」の4 種のイラストをあしらった。味は「わくわくオレンジ」「わくわくアップル」の2種で280ミリリットルのペットボトル入り。
園内「科学館」で行った発売セレモニーに出席した同社の矢吹健次(たけつぐ)社長は「今回のようなコンセプトを持った商品を発売するのは初めて。人と動物と環境の絆をつなげるという円山動物園を応援したい」とあいさつ。
発売記念タイアップ企画として、今年の「さっぽろ雪まつり」で話題のあまり人が集まりすぎて中止となった札幌市の重要文化財「豊平館(ほうへいかん)」大雪像への3Dマッピングをミニチュアで再現。高さ2メートル・幅4メートルのミニチュアで、「北翔大学」(江別市)デザイン生涯学習システム学部の学生が発泡スチロールを用いて精巧に組み立てた。ライティングは雪まつりと同様の内容で、映像やCG制作を手掛ける「プリズム」(北1東13)がプログラムした4分35秒の作品を投影する。上映は5月11日まで毎日、10時~16時20分の間、20分ごと。入場には整理券が必要で、科学館入り口で配布する。
同商品は札幌市と近郊のスーパー、コンビニ、自動販売機などで地域限定販売する。価格は120円。