温泉街・定山渓の「章月グランドホテル」(札幌市南区定山渓温泉東3、TEL 011-598-2231)が4月、洋室ツインルーム、食事所「一条亭」を新設しリニューアルした。経営は「グランビスタ ホテル&リゾート」(東京都中央区)。
1934(昭和9)年9月1日に開業し来年開業80周年を迎える同ホテル。温泉街の渓谷を見渡せる客室や源泉かけ流しの温泉は長年市民や観光客に親しまれてきた。団体利用から個人利用のニーズが増えたことから洋室とレストランを新設した。
洋室ツインルームは32平方メートルで、4室用意。渓谷の景色や豊平川の渓流など周辺の自然を眺められるよう窓側に大型のソファを設けた。レストランは、大広間の宴会場を改装して新設。128席を設けるダイニングスペースで、格子を設けて圧迫感のない空間に仕上げた。
同ホテル営業担当は「遊ぶ場所などはないが、ゆったりと滞在できる時間、空間、料理を楽しんでいただける。今後も利用客のニーズに合ったサービスを提供し続けたい」と話す。
料金は、1泊・朝夕食事付きで洋室ツインルーム=1万6,000円~。