札幌・狸小路の「カレー道場 黒帯」(札幌市中央区南2西5、TEL 011-200-2678)はオープン2周年を記念し、4月16日、老舗パンメーカー「京田食品」(南区石山2条3)とコラボしたカレーパンの販売を始めた。
「らぁめん道場 黒帯」(新琴似6条16)が、賄いだったカレーを特別メニューとして提供し反響があったことから専門店として開業した同店。薫製したチャーシューの風味を生かした熟成ルーが特徴。京田屋は1949(昭和24)年に創業。小麦、卵、水、砂糖、塩、牛乳などの原材料は北海道産にこだわる。
開発したカレーパンは「究極のカレーパン」(210円)と「贅沢・至極のカレーパン」(350円)の2種。「揚げるとカレーの味がぶれる」(カレー道場黒帯店主・大倉さん)と、従来のカレーパンのような揚げパンではなく焼きパンで仕上げた。「究極のカレーパン」は同店の熟成ルー、「贅沢・至極のカレーパン」には熟成ルーに完熟トマトを加えてまろやかさと酸味を加えたルーをそれぞれ包む。「贅沢・至極のカレーパンは注文が入ってから薫製チーズをまぶして炙(あぶ)った後に提供するセミオーダー式。焼きたてに加えて薫製チーズの味わいも楽しんでもらえる」と大倉さん。
札幌市内一部の「ブレッドミュージアム京田屋」「東光ストアー」で販売する(一部店舗、「カレー道場 黒帯」では「究極のカレーパン」のみ販売)。