アイドルグループ「BiS(ビス)」が3月13日、ニューシングル「BiSimulation(ビシミュレーション)」を発売する。同作PRのため、メンバーのプー・ルイさん、テラシマユフさん、ヒラノノゾミさん、ミチバヤシリオさんが札幌経済新聞編集部に訪れた。
「アイドルらしからぬアイドル」として人気の同グループ。裸で森を駆け回るミュージックビデオや「両国国技館」(東京都墨田区)ワンマンライブを行うに当たり「資金調達」のためにライブ衣装をヤフーオークションに出品するなど、今までのアイドルにはない活動で話題を集める。漫画家のうすた京介さんやGLAYのHISASHIさんなど、業界にもファンが多い。現在メンバーは5人組だが、今月16日の両国国技館のワンマンライブの後、ワキサカユリカさんの脱退が発表されている。
同作はロックバンド「THE STARBEMS」、元BEAT CRUSADERSの日高央(ヒダカトオル)さんがプロデュースした2ビート主体の疾走感のある楽曲に仕上がっている。
プー・ルイさんは「最初、仮歌が日高さんの声で来たのですごいかっこ良くて!本当にみんな気に入ってた分、BiSが女の子の声で歌うのは変な感じもしました。でも逆にロックをあんまり聴かないアイドルが好きな人もBiSが歌うことで聴けるような曲になったかなと思います」、ミチバヤシオリさんは「最初にこの曲が送られてきたときに日高さんの声がすごい素敵で、普通に自分の好きな曲として聴きたかったので『BiSじゃない人に出してほしいな』って思いました(笑)。でも、完成してPVも見たら『・・・自分たちでできて良かった!』と思えました(笑)」、ヒラノノゾミさんは「『アイドルとしてどう見せよう』『ダンスのPVをどう作ろう』とかいろいろ考えて、今回はロックとアイドル的なダンスっていうのを組み合わせた1曲になりました!」、テラシマフユさんは「まさかあの日高央さんに楽曲提供してもらえるとは思ってなくて、みんなそれを聞いた瞬間に『え?』っと固まりました(笑)デモを聞いた段階のヒダカさんのBiSimulationにも満足したんですけど、BiSが歌うことによって新たな一面が見えた曲になりました。メロがマイナーな感じなので、ロック好きな方にも聞いてもらえるかなと思います!」とそれぞれ自信を見せる。
価格は、ライブDVD版=3,570円、ミュージックビデオDVD版=1,890円、CD版=1,050円。