環境音をベースとしたユニットのライブと茶道のコラボレーション企画「3+(スリープラス)ライブ、そしてお茶会」が2月23日、ギャラリー「cacoi」(札幌市中央区南16西8)で開催される。
「3+」は、環境音を取り入れ、アコースティックギターやエレキバイオリン、パソコンなどを駆使してパフォーマンスするエレクトロニカユニットで、昨夏より、同ギャラリーでライブを行っている。今年1月、関口雄揮記念美術館副館長を務める裏千家茶道の高田裕之(茶名=高田宗裕)さんが新年会を兼ねて同ギャラリーで茶会を開催した。今回の企画は、3+と高田さんの両者による初の試み。茶に合った音楽を聴きながら本格的な茶道が体験できる。
茶会は、「真面目」をテーマに、「ふざける、遊ぶ」といった要素を含ませるという。「やることはきちんとやりたい。ただそれだけでは、今回のような茶道的にはイレギュラーな場所、時間ではやる意味がないので、茶道を分かりやすく多くの人に理解してもらえるようなパフォーマンスをしたい」(高田さん)という。
同ギャラリー担当者は「研ぎ澄まされた感覚、感性のあふれた空間が作れれば」と期待を寄せるとともに、今後は定例化を図り、「何かテーマを見つけたり、意外性のあるコラボレーションができれば」と話している。
19時開場、19時30分スタート。ライブ参加費は1,000円(ワンドリンク付き)。茶会希望者は、別料金で抹茶・茶菓子代600円が必要(要予約)。