札幌エスタ(札幌市中央区北5西2)のデパ地下・レストラン複合フロア「大食品街」で7月25日、札幌商工会議所(北1西2)とのコラボ企画「夏チカ市」が始まった。
会場では、北海道食材を使った弁当、スイーツなどの商品を販売。企画は「北海道食材の開発・ブランド化」などを目的に商工会議所が行う食品事業の一環でコラボしたもの。「北海道食発見物語」をテーマに、新たな流通販路の創出や消費者への認知拡大を見込む。
使う食材は、アントシアニンを含む北海道唯一の古代米の黒米「きたのむらさき」、ビタミンA・C・Eを含み日本では道内のみで生産される天然果実「シーベリー」、留萌のみで生産する超硬質小麦を使った「フタバ製麺」の生パスタ「ルルロッソ」、新篠津村「ファーム田中屋」で生産する果実「アロニア」の4種。これらを使ったメニュー20種を提供する。
主なメニューは「ムネ肉塩麹漬け 黒米弁当」(500円)、「シーベリープリン」(300円)、「シーベリージェラート」(150円)、「シーベリーのシュークリーム」(168円)、「道産野菜とルルロッソの冷製パスタ」(420円)、「アロニアのタルト・ガレット」(189円)など。
同企画担当の大山さんは「限定メニューということもあり売り切れになるものも多く好評。多くの方に北海道食材の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話す。
開催時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで)。今月31日まで。