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札幌駅前に「リージャス」レンタルオフィス-北海道初展開

館内の様子

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 ワークプレイス・ソリューションプロバイダー大手の「日本リージャス」(東京都港区)は7月11日、北海道初となる同社のレンタルオフィスを「札幌北ビルセンター」(札幌市北区北7西2)9階に開設した。

1人個室内観

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 リージャスは1989年、ベルギー・ブリュッセルで創設。現在は、世界95カ国・550都市に1200カ所のビジネスセンターを展開する世界最大手企業で、日本では1998年、東京に初進出。その後、仙台・名古屋・大阪・福岡などに展開し札幌は27カ所目。1日あたり100万人、日本では2万人が利用している。

 札幌での展開に関しては数年前から計画し、ビルの賃料や札幌駅直結・徒歩1分などのインフラが同社の条件と合致したことをきっかけに開業に踏み切った。

 床面積は651平方メートルで、113席・貸し会議室1室・ビジネスラウンジなどを設け、高速インターネット専用回線・管理サーバー・ドリンクサービスなどの設備も整える。「近年はテレワーカーが増加し、会社や事務所、自宅で仕事するだけではなく、カフェやWiFi環境が整備された場所など『第3の拠点』を求めている傾向が強い」と同社北アジア地区担当会長の呉偉(くれたかし)さん。「タブレットPCやスマートフォンなどの普及により、ビジネスマンのワークスタイルが急激に変わってきたことがその背景になっている」

 同社では、1カ月単位からの契約が可能なことからミニマムで会社や事業を始められることが特徴の1つ。札幌では、1人個室(月額10万5,900円~)、共有型オフィス(1人月額4万円~)、そのほか15分単位で「専属秘書スタッフ」、受付コンシェルジュ、電話交換などのサポートも充実させるという。そのほか世界各地のリージャス施設を利用できる「ビジネスワールド」などの会員制サービス(月額2,800円~)も日本では2万人が利用している。

 今年5月に開業を発表して以来、現在フロア内で3割の契約が決まり、8月以降は5割の稼働を見込むという。

 呉さんは「ビジネスパーソンが仕事に集中できる拠点として、成功をサポートしたい。今後4~5年内で道内10カ所の開業を目指す」と話す。

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