札幌・大通公園で5月23日、「さっぽろライラックまつり」が始まった。
1959(昭和34)年から開催され今年で54回目を迎える同イベント。市民投票により「札幌の木」として選ばれたライラックの花が咲きそろう時期に合わせて開催し、約400本のライラックが植えられた大通公園を会場にさまざまなイベントを展開し多くの来場者でにぎわう。
初日のオープニングセレモニーでは、記念植樹、市民や観光客へ苗木の贈呈、陸上自衛隊のブラスバンドと北海道銀行の合唱団によるコンサートが行われ、会場には約300人の観客が集まった。
期間中では、地域交流や日本文化をテーマに、「野だて」のコーナー、日本茶ソムリエによる「らいらっく茶屋」、和紙や折り紙の教室、喫茶コーナー、道産ワインやワイナリー、道産食材を紹介する「ワインガーデン」、ご当地料理の飲食店らが出店する飲食ブースのほか、音楽コンサートなども開催する。
大通公園のほか、ライラックの名所・川下公園(白石区)で6月2日・3日、ライラックの写真コンテストや20種50鉢のライラック展示も行う。
開催時間は各イベントにより異なる。今月27日まで。