ローソン(東京都品川区)は3月6日、ホクレン農業協同組合連合会(札幌市中央区北4条西1、以下=ホクレン)が品種改良した北海道産カボチャ「りょうおもい」を使ったホワイトデー向けの「りょうおもいかぼちゃのプリン」の販売を期間限定で始めた。
ローソンがバレンタイン向けに企画販売した「ひとめぼれ米粉プリン」への「アンサースイーツ」として企画した同商品。「『りょうおもい』という商品名がホワイトデーのコンセプトにぴったりはまった。『りょうおもい』を100%使い、赤いトマトソースを使って2つのハートをあしらい『両思い』を表した」とローソン広報担当の竹元さん。
「りょうおもい」は、需要が高まる冬に国内産のカボチャの消費が少ないという課題に対しホクレンが品種改良を加え開発したカボチャ。「カボチャの旬をは秋で、冬まで保存することが難しかった。温度管理や品質管理など一定の審査を行い鮮度や食感を損なわないよう工夫し、甘味を生かした品質を確保した」とホクレン広報担当の鎌田さん。
「商品名は、道内産のカボチャを冬にも食べてほしいという生産者の思いと冬にも道内産のカボチャを食べたいという消費者の思いを組み合わせて生まれた。今回の企画をきっかけにより多くの人に道内産の品質の高い食品を食べてもらいたい」とも。
価格は230円。全国のローソンで販売(ローソンストア100、ナチュラルローソンを除く)。今月19日まで。