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札幌芸術の森で「ART MIX LIVE」-渋さ知らズの指揮者は札幌出身

「SAPPORO ART MIX 2011 チョビ渋×渋さ知らズ LIVE」の様子

「SAPPORO ART MIX 2011 チョビ渋×渋さ知らズ LIVE」の様子

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 札幌・芸術の森(札幌市南区芸術の森2、TEL 011-592-4125)で3年計画のプロジェクトとして実施されている音楽イベント「SAPPORO ART MIX 2012 チョビ渋×渋さ知らズ LIVE」が1月15日、同施設アートホールアリーナで開催される。

「SAPPORO ART MIX 2011 チョビ渋×渋さ知らズ LIVE」演奏している様子

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 昨年3月に続き、今回で2回目を迎える同イベント。「『SAPPORO ART MIX』は異なるアートを融合させ、その相乗効果による事業内容の新しい楽しみ方や魅力ある新しい事実を創出することを目的に実施している」と同施設事業課の高橋さん。今回は、ジャズ、ロック、ダンスミュージックなど多彩なバンド「渋さ知らズ」のまとめ役で指揮者でもある「ダンドリスト」の不破大輔さんプロデュースにより活動を続けて来たバンド「チョビ渋」が、約2年間の活動の成果を発揮する。

 音楽、舞台美術、ダンス、映像など、ワークショップを通じて活動する「チョビ渋」は、SAPPORO ART MIX 2010のオーディションに合格した34人が2010年8月に結成したバンドで、「サッポロ・シティ・ジャズ Ezo Groove 2010」ノースジャムセッショングリーンステージのキックオフライブでの初演奏を皮切りに活動を続けている。2011年3月に行われたライブでは満員となり、今後は全国ツアーを目指して活動するという。

 同イベントには、1989年から活動している不破大輔さんを中心に結成されたジャズ、ロック、フォーク、歌謡曲などさまざまな音楽要素が混ざったバンド「渋さ知らズ」も出演。演奏はフリージャズをベースにしている。ステージでは、ミュージシャンだけでなく、舞踏家、ダンサー、映像、ゴージャスな衣装でバナナを持ちダンスを披露するチーム「バナナ娘」などが現れ観客を熱狂させていくことから、「祝祭的なバンド」と評され、海外の大型フィスティバルでも高い評価を受けている。

 不破大輔さんは札幌出身。「チョビ渋」の講師でもあり、現在はフリージャズやフォークなど、さまざまなジャンルのミュージシャンとセッションを行っている。作曲活動では「犬姫」「悪漢(A-KKAN)」などの芝居、舞踏の音楽も数多く手掛け、ベース奏者としての活動も長い。

 チョビ渋や渋さ知らズの活動に興味をもってもらうため、ライブ前に一般公開するという「ワークショップ」も開催。「当イベントに来られる方は家族などが多く、年齢層も幅広い。ユーチューブのアクセス数も多く、ライブが満員になったのもその反響があったのでは」と高橋さん。「音楽だけではなく、子ども向けのステージ、ダンスなど見どころ満載なのでぜひお越しいただければ」とも。

 開演は15時。料金は、前売り=1,000円、当日=1,500円(全席自由席)。一般見学公開(ワークショップ)は1月12日=13時~17時、13日~14日=10時~16時(事前予約必要)。問い合わせは札幌芸術の森事業課(TEL 011-592-4125)まで。

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