札幌の道民活動センター「かでる2.7」(札幌市中央区北2条西7、TEL 011-204-5100)展示フロアで12月2日から、ふすまの展示イベント「百まい襖展」の見本展が開催される。
今年2月に砂川市内で初めて開催された同展。来場者数が約1800人に上るなど反響が大きかったため、同会場でも開催することになったという。来年2月からは砂川市で本展も開催される。
昭和40年ごろに実際に家庭で使われていた古いふすまをキャンバスに見立てたさまざまな作品を展示する同展。滝川市在住で墨絵師の杉吉貢さんの作品や、似顔絵画家・黒田晃弘さんによる古いふすまの「しみ」をそのまま使った「しみ山水」画、砂川市出身の画家・山下絵里奈さんの作品など50点を展示する。
会場では、来場者が墨・水彩・クレヨンなどを使って自由にふすまに絵を描けるスペース「ふすまArtにチャレンジ体験コーナー」も用意する。
「会場にはさまざまなジャンルの作品が並び、作品の一枚一枚に、ふすまを通して作品を手掛けた方の思いが詰まっている」と同実行委員会事務局の干場(ほしば)さん。「砂川で行われる本展にも足を運んでいただければ」とも。
開催時間は10時~19時(最終日は14時まで)。12月8日まで。