札幌パルコ7階の「パルコスペース7」(札幌市中央区南1条西3、TEL 011-214-2111)で10月28日、岡本太郎生誕100周年を記念した企画展「顔は宇宙だ。」が始まった。
同イベントは、渋谷パルコを皮切りに仙台、名古屋、札幌、福岡、広島の6店舗で展示会を開催。渋谷では2万5000人が来場し、仙台・名古屋でも1万人超の来場があったという。札幌でも1万人の来場を見込む。
膨大な岡本太郎の作品の中から「顔」や「目」をモチーフにした作品を中心に、「明日の神話」と姉妹作品で札幌初公開となる「豊饒(ほうじょう)の神話」の原画をはじめ、絶筆となった未完成作品「雷人」、岡本太郎の墓碑になった彫刻作品「若い夢」や大阪万博のシンボルタワー「太陽の塔」内部に展示された「生命の樹」の国内唯一のモニュメントである高さ2メートルの同作品模型などを展示する。
そのほか札幌特別展示として、1972(昭和47)年開催の札幌オリンピック公式記念メダルとそのマケット(ひな型)、1979(昭和54)年「さっぽろ雪まつり」の30周年記念シンボルとして製作された15メートルの大雪像「雪の女神」の原型となった彫刻作品「女神像」も展示する。
札幌パルコオリジナル企画「『坐(すわ)ることを拒否しようとする椅子』を探そう!スタンプラリー!」では、館内5カ所に設けたコーナーでスタンプ全種を集めた先着500人に限定オリジナルステッカーを進呈するほか、名前に「岡本」か「太郎」がつく人は入場無料になるなどのキャンペーンも行う。
グッズコーナーでは、「Tシャツ黒い太陽」(3,990円)、「缶バッジ」(各390円)、「太陽の塔ミニチュア」(3,465円)、「クリアファイル」(各315円)、「太陽の塔ピンバッジ」(600円)などの関連グッズを販売する。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=300円、学生=200円、小学生以下無料。11月13日まで。