札幌・すすきのに9月5日、ステーキハンバーグ専門店「ひげ」(札幌市中央区南5西6、TEL 011-511-2911)がオープンした。
「土鍋で熱してチーズ溶かしフォンデュ風に食べる」という「ラムバーグのチーズ煮込み」
「アルコールが苦手」という店主の高橋さんが、「すすきので飲みをベースにするのではなく、食事を楽しめる店があれば」という思いで開業した同店。「食事をメーンに考えるとすすきのではなく大通や札幌駅まで足を運ぶことも多い。すすきので働いている人に手頃でおいしい食事を提供したいと思った」と高橋さん。「ハンバーグやステーキというと数千円、数万円と高額なイメージがあるが、当店では1,000円~1,500円の価格帯で気軽に入りやすい『庶民的なステーキハンバーグハウス』をイメージした」
店舗面積は6坪で、席数はカウンター8席。店内はバーナーで炙(あぶ)った木目をベースにした内装に仕上げ、BGMにメキシコの音楽を流しラテンの雰囲気を出したという。
主なメニューは、「粗びきハンバーグ」(200グラム=850円、400グラム=1,250円)、「ビーフカットSTEAK」(200グラム=980円、300グラム=1,380円、400グラム=1,780円)、「厚切りベーコン目玉焼きバーグ」(1,100円)、生の玉ネギのみじん切りと万能ネギをトッピングした「ビーフカット オニオンSTEAK」(1,280円)、「十勝牛ロース STEAK」(200グラム=1,450円、400グラム=2,450円)など。「外側に香ばしい食感、中をジューシーに焼き上げることができるようハンバーグに米粉を使う」とし、「酒に合うハンバーグを意識して作った」とも。
高橋さんの「おすすめ」は「下味を付けたラムハンバーグを土鍋で熱して溶かし込んだチーズの中に入れて野菜やガーリックトーストとフォンデュのようにして食べる」という「ラムバーグのチーズ煮込み」(1,380円)。そのほか「焼きおにぎり」(2個380円)、「えび がーりっく」(580円)などのサイドメニューや、ソフトドリンク各種(250円)、ビール、ワイン(各500円)も用意する。
「ランチ、ディナーともに客層は老若男女幅広いが、夜はすすきので働く人が多い」と高橋さん。「1人でも入りやすい親しみやすい店。『下町の洋食屋』のようなイメージで気軽に足を運んでいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=12時~14時、ディナー=16時~翌3時。日曜定休。