札幌中心部の商業施設「ノルベサ」(札幌市中央区南3西5)に9月2日、スマートフォン専門店「Smappo(スマッポ)」がオープンした。
店舗面積は45坪。店内は「北海道らしさを取り入れた」というオレンジを基調とした明るい店内に仕上げた。客層は20~50代と幅広く、学生や仕事終わりのOL、サラリーマンがメーンターゲット。スマートフォンケースをメーンに、外部バッテリーやヘッドフォン、液晶保護フィルムなどのスマートフォン周辺機器合わせて約3000種類以上をラインアップ。このほか、各社スマートフォンの契約業務と中古機器の販売、買い取りも行う。
最大の特徴は、その運営形態。開店当初はスマートフォンアクセサリーを手掛ける名古屋の企業アイラボファクトリーの札幌支店としてスタートするが、その運営を担うのが市立札幌大通高等学校(北2西11)の生徒や卒業生。現役の高校生たちが自主的に運営をしていく経営スタイルを採る。
現在は高校生43人、卒業生3人が中心となり運営。今後半年をめどに札幌市内の企業と合併して新会社を設立。運営に携わる高校生も管理職に就任する予定。
同店の一番人気の商品はiPhone4対応のラビットケース(1,800円)。ウサギをモチーフにした商品で、尻尾をスタンド代わりに、イヤホンを耳に巻きつけることも可能。2種類の素材と9色のカラーを展開。そのほか高校生スタッフがデザインしたオリジナルのスマートフォンケースも用意する。
営業時間は10時~22時。