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札幌・西11丁目にオーガニック雑貨店「ガムツリー」-元薬剤師が開く

オーガニック専門の生活雑貨店「Gum Tree(ガムツリー)」の外観

オーガニック専門の生活雑貨店「Gum Tree(ガムツリー)」の外観

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 札幌・西11丁目に7月7日、オーガニック専門の生活雑貨店「Gum Tree(ガムツリー)」(札幌市中央区南1条西11、TEL 011-211-0129)がオープンした。

店内の様子

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 代表の間嶋美江さんはこれまで薬剤師として薬局などに勤務していたが、仕事を通じて「昨今のアトピー・アレルギー患者の増大は、化学物質の氾濫が決して無関係ではない」と実感。自身も同様の原因から体調を崩した経験があることから、「少しでも体に良い製品が普及するように」と、同店を開いたという。

 「以前、オーストラリアで生活していたことがあるが、同国では植物由来の自然派化粧品が非常に盛んだった。そのオーストラリアへの思いから、同国のシンボルツリーであるユーカリ(ガムツリー)から店名を付けた」と間嶋さん。

 取り扱う商品は主にヨーロッパの製品で、毎日の生活に必要なシャンプーや歯磨き粉、洗剤、基礎化粧品、オーガニックスキンケアなど。

 「ベルギーワッフルのようにふっくらしている」という大きめのオーガニックコットンタオル「ディープ ワッフル」(ゲストタオル=630円、タオル=1,050円、バスタオル=2,940円)や、化学物質を一切使用していないデンマーク製の歯磨き粉「ウルテクラム」(75ミリリットル、945円)。

 そのほか、北海道で購入できる店は珍しいというドイツ製のオーガニック洗剤・ボディー用ソープ「ソネット」や、「下弦のお茶」「満月のお茶」「上弦のお茶」「新月のお茶」など、月の満ち欠けに合わせて飲むオーガニックハーブティー「ゾネントール(月のお茶)」(20袋、882円)などもそろえる。

 オープンから2カ月がたった。客層は30~40代の主婦層を中心に、「子どもに地球環境に優しいものを使いたい」という女性が9割以上を占めるという。

 「今後は、日本ではまだあまり知られていない海外の商品をもっと増やしていければ」と間嶋さん。「オーガニックをたくさんの人に使ってもらいたい。当店を通じて、オーガニック製品を愛用するコミュニティーが徐々に広がっていけば」とも。

 営業時間は11時~19時。日曜定休。

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