札幌・西11丁目近くに、カニ料理と和食「かに吉(きち)」(札幌市中央区大通西9、TEL 011-206-4522)がオープンして2カ月が過ぎた。
店舗面積は約68坪。席数は、カウンター6席、テーブル席28席、小上がり20席の計54席。恵庭市出身の店長・伊東和利さんが切り盛りする同店。伊東さんは18歳のころから料理人として腕を磨き、カニ料理店でも修行を積んだ。
「以前からカニ料理店を経営したいと考えていた。前に勤めていたかに料理店が順調だったことに刺激を受け、独立を決意した」と伊東さん。
ディナーメニューはコース料理がメーン。「かに吉コース」(6,300円)は、毛ガニ・ズワイガニしゃぶ・タラバガニ湯引き・カニシューマイ・ズワイガニ天ぷら・雑炊・水菓子の7品。そのほか、「かに美味コース(8品)」(8,400円)、「かに三昧コース(10品)」(1万500円)などを用意。
単品メニューは、「かに吉風だし巻き卵(カニのせ)」(840円)、「きんき煮付け」(3,680円)、「かに吉刺し身盛り合わせ」(2~3人前、2,980円)、「かに吉風豚角煮」(750円)、北あかりを使った「じゃがバター焼き」(550円)、「タラバガニずし」(一貫、450円)、カニのみそ汁「鉄砲汁」(530円)などをそろえる。
伊東さんの「おすすめ」は、コース料理に含まれる「ズワイガニしゃぶ」や北海道産の毛ガニ。そのほか、単品メニューの「ジャガバター春巻き」(2本、500円)、「タラバガニクリームコロッケ(たらばいっぱい)」(1,280円)なども「おすすめ」だという。
ランチメニューは、日替わり定食(780円)、日替わり弁当(1,280円)、週替わりかに吉ランチ(2,480円)などで、コーヒーが付く。
ドリンクは、ビール(580円~)、「大雪乃蔵 北海道生貯蔵(熱かん)」(1合、600円)、かに酒(1杯、620円)、北海道の地酒各種(300ミリリットル、1,000円~)などをそろえる。
「基本的には観光客向けの店だが、道外の親せきやゲストが来た際にはぜひ利用してほしい」と伊東さん。「周辺のサラリーマンの方にもぜひ足を運んでいただければ」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~23時。日曜・祝日定休。