札幌・円山に9月1日、2カ月間の期間限定店「居酒屋 一升瓶」(札幌市中央区南5条西25、TEL 080-6087-8401)がオープンした。
店舗面積は5坪。席数は、全席テーブル席で14席。店のコンセプトは「一杯飲み屋」。物置だった空間を生かし、円山では珍しい木造・トタン・平屋の「気軽に飲める空間」に仕上げた。
「看板メニュー」は、丸鶏を1羽丸ごと数時間煮込んだ塩味ベースのサムゲタン風「塩軟鶏白熱(ヨンゲー ペクスク)」(2,000円)。「本当は手羽先屋をやろうと思っていたが、メニューを試作している途中で良い鶏鍋ができたので看板メニューにした(笑)」と店主。とことん「飲み屋」にこだわった同店のメニューは、食事ではなく「つまみ」がメーン。
「飲み会おつまみコース『一升瓶』」(3,000円)は、「塩軟鶏白熱」「道産黒豚のしゃぶしゃぶ」「道産手羽先の塩焼き」「道産手羽先のからあげ」「生キャベツ」「箸休め三点盛り」「ほっと一息・たまご焼き」「つまみの王道・ごまネギ」「韓国のりと山わさび」「食べたきゃ言ってね、一口アイス」の10品。道産黒豚と添え物のレタスは、鶏鍋のスープを使いしゃぶしゃぶにする。「おつまみコースのため、食事は含まれていない(笑)」とも。
単品メニューは、「手羽先各種」(800円)、鶏鍋の〆用の「うどん」(1玉、150円)、「牛とろライス」(500円)、「らいす」(150円)、自家製の「白菜の浅漬け」(350円)、「チャンジャ」(450円)など。
ドリンクは、瓶ビール(550円)、日本酒・焼酎お茶割り・梅酒(以上400円)、どぶろく(350円)、本格焼酎(500円)、ウーロン茶・コーラ(以上250円)。飲み放題は、ビール付き(90分=1,380円、120分=1,580円)、ビール以外(90分=880円、120分=1,080円)。居酒屋のため、「水と温かいお茶の用意はない」という。
「お客さまが好き勝手に飲んで楽しんでくれればいいので、酒は基本的にセルフサービス。ゆっくりと腰を据えて、のんびり過ごしていただければ」と店主。「期間限定店にしたのは、小屋だと冬は寒いから(笑)。おしゃれな円山という立地にあえて設けた一杯飲み屋。『伝説の物置』になれれば」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~21時。10月31日まで。