劇団四季が招待公演「こころの劇場」-札幌市内の児童1万人超対象に

「雪ん子」のワンシーン

「雪ん子」のワンシーン

  •  
  •  

 劇団四季は8月29日から、札幌市民ホール(札幌市中央区北1条西1、TEL 011-252-3700)で市内の小学校6年生を対象にした児童招待公演事業「こころの劇場」を開催し、ミュージカル「雪ん子」を上演している。

 子どもたちに「生命の大切さ」「人を思いやる心」「信じあう喜び」など「生きていく上で大切なものを、舞台を通じて伝える」という思いの下、2008年から始めた同取り組み。「ユタと不思議な仲間たち」「人間になりたがった猫」「王様の耳はロバの耳」「エルコスの祈り」「嵐の中の子どもたち」など「ファミリーミュージカル」を中心に上演。本年度は、「雪ん子」「はだかの王様」「魔法をすてたマジョリン」の3演目を道内10カ所、そのほか全国で上演し約56万7,00人の児童を招待する予定。今回の札幌公演では、市内の小学校6年生1万4760人が来場する。

[広告]

 「雪ん子」は斉藤隆介原作の「ゆき」を基にしたミュージカル。地震や大火事などの災害ですさんだ江戸の町には数十年ぶりの大雪が降り積もり人々の心も冷たく閉ざされスリや誘拐などの犯罪が横行する中、地上を清め美しい春をもたらすために「スリをして働く子どもたちにスリを止めさせる」という使命を受け江戸の町に降り立った雪の王の娘「ゆき」とすさんでしまった江戸の町の人々との心の交流を描く物語。

 「今回の公演では振り付けを一新し、日本舞踊からアクロバットに至るまでの幅広いダンス、その迫力も見どころの一つ」と同社広報担当者。劇を見ている子どもたちからは歓声が上がる場面も多く見られた。

 劇終盤では演者が客席を駆け回り、小学生とじかに触れ合いながら退場し会場を盛り上げた。子どもたちも退場すると、会場出口で待ち構えていた演者が子どもたちを見送るサプライズもあり、最後まで子どもたちの笑顔が見られた。

 公演は9月2日まで。

SmartNews Awards 2019

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…