劇団四季とサッポログループがコラボ自販機-売り上げの一部を招待公演費用に

「北海道四季劇場応援自動販売機」

「北海道四季劇場応援自動販売機」

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 劇団四季は5月31日から、サッポログループ(サッポロビール、サッポロ飲料、サッポロライオン、恵比寿ガーデンプレイス、サッポロ都市開発)と共同で「北海道四季劇場応援自動販売機」の展開を道内各地で始めた。

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 今年3月27日にグランドオープンした全国10館目の四季専用劇場「北海道四季劇場」(札幌市中央区大通東1)を支援する取り組みの一環として始まった同企画。外観は四季の代表作「ライオンキング」のカラーをイメージした黄色でカラーリングし、同作のロゴや同劇場の外観をあしらう。現在の設置場所は、「サッポロファクトリー」(北2東4)2台、「中央バスターミナル」(大通東1)1台の計3台。

 売り上げの一部は、四季で実施する小学校6年生の児童を対象とした公演招待事業「こころの劇場」の活動資金に寄付される。同事業は2007年、「いじめをなくそう」をスローガンに行われた「ユタと不思議な仲間たち」の全国上演をきっかけに始まった企画。同公演では約25万人を招待。2010年度は149都市419回・55万人の児童を招待し年々事業を拡大。北海道では本年度、約3万人の児童招待を予定する。

 「地元企業とコラボし地域に貢献するとともに、多くの方が作品に触れるきっかけとなってほしい」と同社広報。「『心の劇場』を通してたくさんの子どもたちに感動や演劇に対する興味、関心、楽しみなどを届けたい」とも。

 同自販機は今後2年間で道内50台の設置を予定する。

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