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札幌にアジアン料理店「スパイスガーデン」-都会のリゾートをテーマに

アジアンリゾートをイメージした店内の様子

アジアンリゾートをイメージした店内の様子

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 札幌の中心街に7月26日、アジアンリゾートダイニング&バー「SPICE GARDEN(スパイスガーデン)」(札幌市中央区南2条西3、TEL 011-206-6639)がオープンした。経営は、総合広告・販売促進などを手掛けるエクスペリエンス(白石区)。

ココナッツミルクとカレーパウダーを使ったタイ風グリルチキン「ガイヤーン」

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 店舗面積は42坪。席数は、カウンター10席、テーブル席36席の計46席。タイ・ベトナム・インドネシアなど、アジア各国の現地の味付けをベースに、オリジナルのアレンジを加えたエスニック料理を提供する。店舗の構想には2年を費やし、「ゆっくりとお酒の飲める空間」「都会の喧噪(けんそう)を忘れさせるくつろぎのスペース」をテーマに、アジアンリゾートをイメージした内装に仕上げた。

 オープンの経緯について、同店マネジャーの斉藤光さんは「昔は流行したアジア料理店だが、最近ではあまり見られなかった。最近はイタリアンや居酒屋が多くオープンしていたので、あえてアジア料理店を選んだ」と話す。

 主なメニューは、「アジアン風豆腐のステーキ」、インドネシア風チャーハン「ナシゴレン」(以上750円)、ベトナム風お好み焼き「バインセオ」「プルコギ」(以上850円)、タイの温製春雨サラダ「ヤムウンセン」(520円)、韓国の激辛スープ「スゥンドゥブ」、マレーシア風辛口焼きそば「ミーゴレン」、ベトナムの米粉ヌードル「フォー」各種(以上780円)、タイの魚介スープ「トムヤンクン」、ケイジャン料理「ジャンバラヤ」、フォーを使った「トムヤンクンヌードル」(以上880円)など。

 デザートは、ベトナム風ぜんざい「チェー」(480円)、揚げバナナとアイスクリームにチョコレートソースをかけた「クルアイートート タイ風」(520円)などをそろえる。

 斉藤さんの「おすすめ」は、ココナツミルクとカレーパウダーを使ったタイ風グリルチキン「ガイヤーン」(800円)、生春巻きをスイートチリソースとミントソースで提供する「ゴイクン」(520円)、ヌクマム(ベトナムの魚醤)ベースの辛さと酸味を利かせたソースで提供する春巻き「チャージョー」(550円)、カビ(エビの発酵調味料)を使った「インドネシア風海鮮炒め」(920円)、卵とアメリケーヌソースを使った「エビのアメリケーヌチリソース」(980円)など。

 ランチメニューは、「日替わりロコモコ」(700円)、タイ風焼きビーフン「パッタイ」(720円)、ナシゴレン、ピッキーヌとナンプラーを使ったラオス風チャーハン「ヤーンカパート」(以上750円)、スゥンドゥブセット、ミーゴレン、フォー(以上780円)、プルコギライス(850円)、ジャンバラヤ、トムヤンクンヌードル(以上880円)などを用意する。

 ドリンクは、タイの「シンハー」、シンガポールの「タイガービール」、フィリピンの「サンミゲールペールピルゼン」(以上680円)などの世界各国のビールほか、カクテル各種(550円~)、焼酎、日本酒、果実酒各種(以上480円)、ワイン(グラス=480円、ボトル各種=2,500円~)、ソフトドリンク各種(420円~)など。120分飲み放題付きのコースメニューは3,000円~で、飲み放題のみは1,260円。

 ランチタイムは周辺オフィスのサラリーマン客、土曜・日曜は周辺デパート・ファッションビルの買い物客がメーン。アジアン系のファッションをした来店客も多いという。客層は、20代後半~40歳前後の女性が7~8割。

 「近隣ファッションビルのスタッフさんなどに、都会の喧騒を忘れ癒やしの時間を過ごしていただける店になれれば」と斉藤さん。今後については、「各国料理の特集を毎月企画するなど、お客さまに喜んでいただけるサービスも提供していければ」と意気込みを見せる。

 営業時間は、ランチタイム=11時~15時、ディナータイム=17時~24時。

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