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札幌・すすきのに「そば酒房 あや吉」-手打ちにこだわり

「そば酒房 あや吉」の店内

「そば酒房 あや吉」の店内

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 札幌・すすきのに4月12日、「そば酒房 あや吉」(札幌市中央区南6西4、TEL 011-511-0015)がオープンした。

「ざるのコシと風味を味わうことができる」という「山わさびざる」

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 店舗面積は14.8坪で、席数はカウンター7席、テーブル7席、小上がり8席の計22席。店内は木を基調に暖色の照明を使い和の雰囲気に仕上げた。手打ちそばにこだわる同店。そば粉は北海道産で、札幌のそば専門店「北ノ選 笹庵」(北1東11)の協力で、そば粉を仕入れる。「リーズナブルな価格でそばを提供できるよう考えていたところ、北海道産で季節や天候に合わせてそば粉を仕入れられる笹庵さんに協力していただいた」とおかみの久保綾子さん。そば粉にはそばの実の外殻、内の薄皮を配合するなどして香りと喉ごしを出すような麺を作った。そばつゆは、元となる「かえし」を1年以上寝かせて熟成させたオリジナルのつゆを使う。

 主なメニューは「山わさびざる」「辛味大根ざる」「つけ月見ざる」(以上680円)、「かけ」「たぬき」(以上600円)、「かしわ」(800円)、「天ぷらそば」「えび天ざる」「その日仕入れた旬の素材などをトッピングする」という「具沢山どんぶりスペシャル」(以上1,000円)、カレー粉に「かえし」を配合した和風で昔風のカレーという「そばやのカレーライス」(650円、小サイズ380円)など。

 そのほか「葉わさび」(350円)、「サケとばみそあえ」(380円)、「エイヒレ炙り」(400円)、「長なす浅漬け」(430円)、「だし巻き卵」(580円)、「天ぷら盛り合わせ」(1,100円)などの一品料理も用意。

 オープンして2カ月がたった。「40~50代の男女がメーンの客層で、最後の締めに飲んでつまみやそばを食べていく人が多い。手打ちのそばを提供する店はすすきのでは少ないので喜ばれる」と久保さん。「そばだけでも気軽に食べに来ていただきたい。手打ちならではの魅力を味わってもらいたい」とも。

 営業時間は18時~翌2時。日曜・祝日定休。

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