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札幌にラーメン店「龍の麺 べんけい」-自家製素材にこだわり

「鷹の爪ラーメン」

「鷹の爪ラーメン」

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 札幌市資料館近くにラーメン店「龍の麺 べんけい」(札幌市中央区南1条西14、TEL 011-231-7727)がオープンして1カ月が過ぎた。

「魚介のあっさりした風味と豚骨の濃厚さがポイント」という「ラーメン(しょう油)」

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 店舗面積は約10坪で、席数はカウンター10席。店内は木を基調にシンプルに仕上げた。「カウンターと調理場の距離感を近くすることでお客さまとのコミュニケーションや調理中の臨場感を楽しんでほしい」と店主の佐藤さん。「店内にマイクを設置し、中の雰囲気が外に伝わるようスピーカーでその音を流している。活気を感じてほしい」という。

 同店では道産食材をメーンに約14時間煮込んで仕上げる豚骨100%のスープと自家製の「ドラゴンスープ」を使ったスープで「豚骨の濃厚さとコクはあるが飲み口をさっぱりした味に仕上げた」という。「ベースの対比をそれぞれのスープで変えることで、それぞれの味に特徴を出し、何回来ても飽きないよう工夫した」とも。そのほか風味と香りを出すオリジナルの「俺油」やラー油、丸一日かけて仕込む食べるラー油、「べんけい香味粉」などの調味料も自家製。麺は、カネジン食品(東区)でこしらえた特注麺を使う。

 主なメニューは、「ラーメン(しょうゆ)」(700円)、「みそラーメン」「つけ麺」、辛さを4段階まで選べる「鷹の爪ラーメン」(以上750円、鷹の爪ラーメンの辛さ4番は800円)、「チリトマトみそ」(780円)、「みそチャーシュー麺」(980円)、「もち豚粗びきギョーザ」(350円)、「づけめし」(280円)、「ドラゴンライス」(230円)など。トッピングは「見た目が黒くチャーシューのたれなどを使ってじっくり煮込み、和風ではなくジャンクな味に仕上げた」という「黒卵」「大盛り」(以上100円)。

 「主な客層は周辺のサラリーマンや若者が中心で、週に何度も来るリピーターも。昼は行列もできるようになりうれしい限り」と佐藤さん。「調味料から風味出しの香味料まで、自家製にこだわる点が一番のポイント。店の活気を伝え食べた人に元気になってもらいたい」とも。

 営業時間は11時~22時。

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