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札幌で「義援金スープカレー」企画始まる-専門店30店が参加

義援金スープカレー「絆」

義援金スープカレー「絆」

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 東日本大震災から1カ月を迎えた4月11日、スープカレー店のプロデュースやコンサルタント、カレー専門誌の編集などを手がける「ティーツーワイジャム」(札幌市中央区南1条西11)が「義援金スープカレー 絆」の企画を始めた。

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 札幌市内を中心に北海道内の約30店舗のスープカレー店が参加する同企画。レギュラーメニューの一部か同企画のために考案したスープカレーの売り上げの10%を日本赤十字社へ寄付する。

 「スープカレーを使うことは、北海道、札幌ならではの支援内容。20年以上スープカレーを食べ歩き、自分にできることは何か考えたときこの企画をやろうと思った」と同社社長の玉木雅人さん。「震災前日までインドへ行っていた。インドは人も多くコミュニティーのつながりが強い。非常時だからこそ人と人の絆を結びたい」とも。

 利用客は「支援につながるなら」と「義援金スープカレー」を注文する人も多いという。「何か取り組みたいと思っている人も多い。今までスープカレーを食べたことが無い人もこの企画をきっかけに食べに来る人もいる。目的を持ってスープカレーを食べて、復興のために一つの目標に向かって北海道から元気を送りたい」

 企画は年内いっぱいの実施を予定する。「一時的なものでなく、少しでも長く支援を続けたい。これから参加店も増やしていければ」と玉木さん。「スープカレーは札幌を中心とする北海道の文化。この文化を発展させ、北海道経済を支えることにもつながれば」とも。

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