4月17日から道内各地で開催されている「アースデイEZO 2010」のメーンイベントの一つ「アースデイEZO 2010 in 大通公園」が5月23日、大通公園2丁目(札幌市中央区大通西2)で開催される。
1970年にアメリカで誕生したアースデイは、現在世界184の国と地域、約5,000カ所で行われている世界規模の環境イベントで、今年で40周年を迎える。北海道では「地球のことを考え行動する日」として、2007年から「アースデイEZO」がスタート。初開催にもかかわらず全道で2万人以上が参加した。
4回目となる今年のテーマは「たくさんのひとつ」。地球・自然・人間・文化など幅広いテーマで活躍する団体・個人が集まり、北海道で「ヒトツ」につながることを目的に、道内各地で地域の特色を生かしたさまざまな取り組みを約2カ月間にわたって行っている。
会場では、「アースデイ」という思いに共感したアーティストらによる音楽やダンスが行われるライブパフォーマンススペースや、地球のことを考えて行動する人たちの思いを表現するトーク会場「すまいるブース」のほか、「地球に優しく、ちょっとハッピーになる素敵なお買い物」をテーマにしたショッピングブースなども設ける。
そのほか、地産地消をテーマにした北海道産や、有機野菜・フェアトレードにこだわった飲食物も販売し、食器は洗って再利用できるものを使用する。
同イベントは同日、円山動物園(宮ヶ丘)でも開催。木登りをテーマにしたクライミング講座や、木の実・小枝などを使ったワークショップ、野生動物の写真展など、「円山の自然や動物を通じて地球のことを考える」さまざまな企画を用意する。
同実行委員会担当者は「今年で4年目を迎える当イベントは、全道各地で60以上の企画が参加している。大通会場や円山会場をきっかけに、全道各地で開催しているさまざまなアースデイ企画にも参加してもらいたい」と話す。
開催時間は10時~17時。円山動物園会場は9時30分~16時30分(エンディング16時)。