札幌グランドホテルと札幌パークホテルは1月25日、「さっぽろ雪まつり」会場で大雪像作りに取り組んでいる自衛隊員やボランティア550人に温かなコーンスープとハンバーガーの差し入れをする共同慰問を行った。
札幌の2ホテルが恒例の「雪まつり」慰問-自衛隊員などにコーンスープなど差し入れ
共同慰問は、厳しい寒さの中での作業を続ける隊員やボランティアを温かい食べ物でねぎらおうと毎年行っているもので、今年で32回目。「いつも雪まつりの恩恵を受けている我々が、雪像ができるのを黙って見ているのではなく、毎年雪まつりの雪像を作ってくださる方々へ感謝の気持ちを表したかった」と札幌グランドホテルの武見錠二総支配人と札幌パークホテルの田辺俊一総支配人。
札幌グランドホテルが差し入れたコーンスープは、羊蹄山ろくで収穫されたトウモロコシと北海道産の乳製品を使った人気商品。札幌パークホテルからは特製ハンバーガーが差し入れられ、雪像作りで冷えた体に染み渡る温かいプレゼントとなった。
7丁目会場で作業をしていた隊員は「缶入りコーンスープの味はとてもおいしく、特製ハンバーグとの愛称も良く、さすがホテルの味」とほほ笑んでいた。
札幌グランドホテルPR担当の蝦名さんは「慰問を通じて雪像を作ってくださる方々へ感謝の気持ちを伝えるとともに、多くの観光客、地元市民をお迎えするホスピタリティ企業として、これからも皆さまに愛されるホテルを目指していきたい」と話す。
「第61回さっぽろ雪まつり」の開催期間は2月5日~11日。