札幌・ススキノのショットバー「RAD BROTHERS」(札幌市中央区南7西3、TEL 011-561-3601)が11月で15周年を迎えた。
同店は1994年10月、ファストフードバーとしてオープン。カウンターでドリンクやフードを注文し、その場で会計を済ませるファストフード店のシステムを取り入れたのが特徴。ノーチャージ、キャッシュオンデリバリーの「アメリカンバースタイル」が人気を集め、店内は外国人客でにぎわっている。
同店事業部長の早川昇さんは「オープン当時、バーではチャージが掛かるのが当たり前だった」と振り返る。「クラブやバーなどが立ち並ぶ地域の中心に位置し、ノーチャージということで待ち合わせ場所として定着するようになった」とも。
近年は、宙でボトルを回しながらカクテルを作る「フレアバーテンディング」やスタッフによるDJプレーなどの新しい試みも取り入れている。
「女性のお客さまでも気軽に試していただける」という、テキーラをゼリー状にしたシューターカクテル「テキーラボール」(600円)、バンズもパテも手づくりの「ラッドバーガー」(600円)、生地から作っている手づくりピザ「ジャパニーズピザ」(600円)などが、同店の「おすすめ」。
「気付いたら15年もたっていた」と笑いながら話す早川さん。「『RAD=気の合う、BROTHERS=仲間たち』の店名がそのまま形になったような店にしていきたい。次の目標は20周年」とも。
営業時間は18時~翌6時。