
ファンタジーをテーマにしたハンドメード作品の展示販売イベント「旅商人と魔法の倉庫」が11月8日・9日、札幌市文化芸術交流センター SCARTSモールC(札幌市中央区)で開かれる。
主催者代表のそうがどうさんによるとイベント名は、ハンドメード作家を旅商人になぞらえ、会場を「魔法の倉庫」に見立てたことに由来するという。作品を探し歩く来場者が、倉庫に集まったファンタジーアイテムと出合うイメージを込めた。今回が初開催となる。
当日は約20ブースで、地元を中心に活動するハンドメード作家をはじめ、道外作家の委託作品を展示販売。ファンタジーをテーマにした雑貨やアクセサリーの展示販売に加え、作り手の背景を伝えるパネル展示も行う。札幌の「くらつや」「りるりと魔法店」、旭川の「nozku_do」の3組は出展を決めた。制作のきっかけや活動歴、ファンタジーを題材にする理由などを紹介し、作品を見るだけでは分からない魅力を伝える。
このほか、ファンタジーを題材にしたフォト・イラスト展示やフォトブース、スタンプを集める「クエスト体験」、ワークショップや占い企画などを用意。ファンタジー好きの大人を中心に、子ども連れも楽しめる内容にする。
そうがどうさんは「物語から生まれたような作品と作り手が集まる。作品だけでなく、その背景にある思いに触れることで、ファンタジーの世界をより身近に感じてもらえれば」と話す。
開催時間は、8日=11時~20時、9日=10時~18時。