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イビススタイルズ札幌、牛乳10.6トン消費 朝食ビュッフェの飲み比べで

提供している「べつかいの牛乳屋さん」と「北海道3.6牛乳」

提供している「べつかいの牛乳屋さん」と「北海道3.6牛乳」

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 札幌のホテル「イビススタイルズ札幌」(札幌市中央区南8西3)が5月30日、朝食ビュッフェで提供している北海道産牛乳の消費量が1年間で約10.6トンに上ったと発表した。

朝食ビュッフェの様子

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 同ホテルでは、宿泊客に北海道ならではの味を楽しんでもらおうと、2023年4月、別海町産の「べつかいの牛乳屋さん」を導入。2024年6月からは新たに、日高地方の「北海道3.6牛乳」(北海道日高乳業)も加え、2種類の道産牛乳を提供している。

 飲み比べできる形式がインバウンド利用客を中心に好評を得、ホテルは2024年5月から2025年4月までの1年間に提供した牛乳の総量を集計。その結果、約10.6トンに達したことが分かった。特に学校給食がない夏休み期間や年末など、家庭での牛乳消費が減る時期に利用数が多くなる傾向があったという。

 牛乳は200ミリリットルパックで提供しており、一部のスープやグラタン、ニョッキなどの料理にも使っている。「北海道3.6牛乳」はロングライフタイプで常温保存が可能なことから、日ごとの利用人数が変動するビュッフェ形式との相性が良く、フードロス削減にもつながっているという。

 森田雅春支配人は「お客さまに北海道のおいしい牛乳を楽しんでもらいながら、生産者支援にも貢献できれば」と話す。

 朝食ビュッフェの提供時間は6時30分~10時。料金は、宿泊客の前日予約で、大人=2,000円、小学生=1,000円。当日利用や外来の場合は、大人=2,500円、小学生=1,250円。いずれも小学生未満無料。

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