札幌のフランス料理店「ビストロヴァンテール」（札幌市中央区南3西2、TEL 011-232-2022）で
1月21日から、「松嶋啓介スペシャルディナー会」が始まった。

　同店は、道産食材をふんだんに使用したボリュームのある料理のほか、420種類の豊富なワインを提供しているのが特徴。主なメニューは、タラバガニのクネル（2,800円）、パテアンクルート（2,200円）、グラスシャンパーニュ（1,100円）など。同店広報担当者の「おすすめ」は、お昼のクネルランチ（2,600円）。

　「松嶋啓介スペシャルディナー会」では、20代の若さでミシュランの星をつかんだ松嶋シェフが初めて札幌で料理の腕を振るう。松嶋シェフは20歳で渡仏し、25歳の誕生日にフランスのニースで自分の店であるフレンチレストラン「Kei's Passion」をオープン。開店3年目の2006年に28歳でミシュラン1ツ星を獲得し、日本人シェフとしては最年少での星の獲得となり、以来3年連続で星を維持している。

　松嶋シェフ自身、札幌に訪れるのは初めて。「実際に食材をみて、パッションを感じたものでつくる」ため、当日のメニューはまだ決まっていない。コース料理が出終わった後、来店客が座るテーブルを回ってトークを行う予定だという。ただし、同ディナー会はすでに完売。「今回は予想外の申し込みがあり驚いた。また違う形で今回のようなイベントを行っていきたい」と広報担当者。

　営業時間は、ランチ＝12時～14時、ディナー＝18時～21時30分。日曜定休。