スウェーデンヒルズゴルフ倶楽部(石狩郡当別町)特設会場で2月28日、「ロイズアイスヒルズin 当別」に設置している氷と雪でできた建造物の一部が撤去された。
暖冬による影響で氷の耐性を考慮したためで、レセプション棟の「ロイズアイスバー」1棟と滞在体験ができる「アイスヒルズホテル」3棟の前面にある氷の壁を取り除いた。壁を取り除いたことで、アイスバーのカウンターや、北海道出身のアーティストが手掛けたホテルの内装が外側から見学できるようになった。
ロイズアイスヒルズは、「北欧」と「アート」をテーマに氷と雪でできた建造物と冬のアクティビティを楽しむ冬季限定のテーマパーク。ゴルフ場の敷地を利用し、ソリやスノーシューハイキング、スノーモービル、アイスキャンドル作りなどのワークショップ体験や、クリエイティブ北海道ダイニング(クラブハウス内)で北海道の食材を使用したメニューを提供する。
同イベントは1月17日から開催しており今年で2回目。3月1日時点の来場者は1万1000人。1回目の開催となった昨年(2月1日~3月1日)の来場者数1万人を上回っている。
広報担当の小林正典さんは「雪と氷の建物の解体途中の姿はなかなか見ることができないレアな風景。昼は外側からのアイスヒルズの見学、夜は以前とは違い建物の中からイルミネーションが輝く風景を楽しめるようになった。形を変えたロイズアイスヒルズも引き続き楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
今年は暖冬の影響で、さっぽろ雪まつりの雪像にも大きな影響が出ていた。
3月15日まで。