札幌がウォーリーで埋め尽くされる-チャリティーイベント参加者募集

ウォーリーやウエンダになってミッションをクリアする

ウォーリーやウエンダになってミッションをクリアする

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 イギリスで出版され日本でも人気の絵本「ウォーリーをさがせ!」の主人公ウォーリーになりきって札幌の中心部を練り歩く「ウォーリーウォーク」が9月21日に開催される。

赤れんがテラスで行ったプレイベントの様子

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 当日はグループを組んでウォーリーのコスプレで札幌の中心部を冒険し、4つのポイントを探し当てて、ミッションクリアの証拠写真を撮影する。コスプレの条件は、ウォーリーやウエンダが着ている赤と白のボーダー柄のTシャツ、ニット帽を着用すること。絵本と同様に丸メガネやつえも用意すると、さらに「ウォーリーをさがせ!」の世界に入り込んだような気持ちになれるという。

 同イベントのコンセプトは「みんなで楽しむことが世の中のためになっている」で、障がい者や健常者もみんなで楽しく遊ぶことで世の中のためになるということを行動で示すチャリティーイベントとして行う。ウォーリーが白いつえを持って世界中を旅している姿に着目し、「みんながつえを持てば障がい者と健常者も変わりがなくなる」ということを表している。

 当日の様子は写真集にして発売する予定があり、ウォーリーたちと記念撮影した人は後日写真集を購入することでチャリティーに参加することもできる。写真集と参加費の一部は福祉施設などに寄付する。

 8月29日に実行委員会メンバー6人でプレイベントを実施。オープンしたばかりの赤れんがテラスをウォーリーのコスプレで歩いた際には、わずか1時間程度で20組ほどの写真撮影に応じたという。

 実行委員会の齊藤隆さんは「今回が初めての実施だが、現在100人を超える申し込みがきている。目標参加者数は200人。ウォーリーの姿でまちを歩くこと自体で非日常の経験が味わえ、とても新鮮な気持ちになれる。一度ウォーリーになると観光客や人と笑顔で交流でき、2度目3度目はさらに楽しくなる。今後も年に数回定期開催するイベントに育てていきたい」と参加を呼び掛ける。

 ウォーリーウォークは、イギリスやアメリカで数千人規模のイベントが実施されギネスブックにも掲載されている。

 開催時間は13時~16時(予定)。参加料金は、一般3,000円、学生2,000円、中学生以下1,000円、幼児無料(写真集代金を含む)。前日までに参加申し込みが必要。

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