札幌のホテルで水分補給キャンペーン-脱水予防にイオン飲料8万本配布

大塚製薬執行役員ニュートラシューティカルズ事業部札幌支店長・高谷浩司さん(中央・左)、札幌市内ホテル連絡協議会代表幹事・桶川昌幸さん(中央・右)

大塚製薬執行役員ニュートラシューティカルズ事業部札幌支店長・高谷浩司さん(中央・左)、札幌市内ホテル連絡協議会代表幹事・桶川昌幸さん(中央・右)

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 札幌市内ホテル連絡協議会がセンチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で8月1日、観光客などホテル宿泊者を対象に「夏のおもてなし水分補給キャンペーン」を行うことを発表した。

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 札幌市内のホテル24カ所と大塚製薬が協力して同日から約1週間にわたって、「ポカリスエット イオンウォーター」250ミリリットルペットボトル8万本を無料配布する。夏の旅行時に起きやすい脱水症状を宿泊施設から予防することを目的に、同協議会から働きかけて実現したという。同社が宿泊施設と協力して、このような取り組みを行うのは全国で初めて。

 暑い時期に避暑を目的に北海道を訪れる旅行者が増えるが、近年は道内でも救急搬送される熱中症患者が増加するなど真夏日が増えている。特に長時間の移動が多い北海道旅行ではアルコールの摂取による利尿作用や水分不足で脱水症状になりやすい環境にある。脱水に対する気付きや効果的に飲料を摂取する大切さを啓発する目的を踏まえ今回のキャンペーンを企画した。

 発表に合わせ、大塚製薬・佐賀栄養製品研究所所長・濱田広一郎さんが、旅先での飲酒と入浴で血漿(けっしょう)量と血液粘度が変化する様子、イオン飲料を摂取したときの回復率など、脱水症状を起こす具体的な事例を紹介。脱水症状の回復にイオン飲料など水分補給が不可欠であることをPRした。

 同協議会代表幹事の桶川昌幸さんは「お客さまの水分補給についての意識の向上につなげたい」と期待する。

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