内田洋行北海道支店「ユビキタス協創広場U-cala(ユーカラ)」(札幌市中央区北1東4、TEL 011-214-8613)で8月7日、模型などを使った親子防災勉強会を開催する。
いつ発生するか予測できない地震や土砂災害発生時に子どもたちが自ら避難行動できることを目的に開く同勉強会。防災・減災の方法を紹介している法政大学大学院・地域創造システム研究所の中井佳絵さんを講師に招き、模型や映像を使って災害メカニズムを分かりやすく解説する。
当日は、流速体験装置を使い、道路などが冠水したときに秒速何メートル位で足がすくわれるかなどを体験し、水位が低くても浸水域に入るのは危険であることや早期避難の重要性を身体で学んだり、水槽の形をした津波原理模型で海底を隆起させ、津波が陸地に押し寄せる様子や海底を沈降させたときに時間差で再度津波が起こる引き波の仕組みを理解したりするなど、親子で楽しみながら学べるプログラムを用意する。
担当の佐倉麻恵さんは「北海道においても地震や土砂災害が増えている。夏休みを機会に災害発生時の正しい避難行動や安全な避難場所などの知識を学んで、親子で防災に関する理解を深めていただければ」と参加を呼び掛ける。
時間は14時~16時。参加無料(要申し込み)。詳しくはホームページで確認できる。