札幌・ラッキー山の手店がリニューアル-大間の生本まぐろコーナーも

待ちに待った開店に長蛇の列ができたラッキー山の手店

待ちに待った開店に長蛇の列ができたラッキー山の手店

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 食品スーパーの北雄ラッキーは7月16日、老朽化のために建て替えていた「ラッキー山の手店」(札幌市西区山の手1条7丁目、TEL 011-631-6336)をリニューアルオープンした。

広々とした店内フロア

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 9時オープン前から店頭には長い行列ができ、入場制限をかけるほど客が押し寄せた。先着1000人に配布した紅白まんじゅうもオープンして約1時間でなくなるほどの盛況ぶりとなった。

 新店舗の売り場面積は1927平方メートル。年商目標は25億円。ストアコンセプトを「スペシャリティー・ストア」とし、「おいしさ」と「豊かさ」を追求する。従来通りの商品を基本に約2000品目の商品を取りそろえ、山の手店だけに置く限定商品も多数。直近の農家から毎日仕入れる野菜やハーブなどの洋野菜、神戸ビーフ、大間の生本まぐろ、札幌の老舗店「藤井豆腐店」他2社の豆腐やかまぼこ店「かね彦」の商品、スーパーでは初めて扱うという「ファットリアビオ北海道」のフレッシュチーズ、プレミアム清酒や焼酎・ワインなど、高品質商品のラインアップを増強している。フランスのシャトーから取り寄せた隠れビンテージ級のワインもあるという。

 山の手店の場所はラッキー発祥の地であるだけに関係者の思い入れも深く、地域住民との付き合いも長い。イートインレストスペースでは、創業当時からリニューアルオープンするまでの経過を伝える約5分間の映像を流す。1962(昭和37)年開業時の桐生商店、1967(同42)年の山の手ストアー、1976(同51)年のラッキー山の手店の写真、歴代店長や山の手店に長年勤務している名物スタッフが語る同店の思い出、「もう一度山の手ストアーを復活させよう」「北海道で一番と言われる店を!」と新しい一歩を踏み出した経緯、建て替え工事の様子や再オープンに向けた抱負を伝える。

 営業時間は9時30分~21時45分。

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