札幌・元町にファミリー向けの焼き肉店「炭火焼ダイニングちょちょ園　元町店」（札幌東区北20条東18丁、TEL 011-785-7088）がオープンして約1カ月半が過ぎた。

子どもたちが真っ先に駆け込むキッズルーム

　店舗面積は約25坪で、座席数は約40席。南7条西4丁目のすすきのにある1号店に続く2店舗目の出店に、オーナーの末田志穂美さんは「お子さんを含めて家族で楽しめる店舗作りを」と差別化を図り、約6畳のキッズルームを完備した。テレビやベビーベッド、すべり台、おもちゃの車などの遊具を並べ、赤やピンクなどの暖色を基調に子どもたちが楽しく遊べる空間に仕上げた。また、一部がガラス張りのため客席から見渡せるすことができ、親も安心して焼肉を楽しめるという。

　オープンから1カ月半が過ぎ、末田さんは「ファミリーで来られたお子さんは焼き肉を食べるより真っ先にキッズルームに駆け込む。喜んで利用していただいてる」と話す。また、末田さんが出勤する時は1歳8カ月の息子・龍雅くんがキッズルームにいるため、『子ども店長』としてお出迎え。来店した子どもとキッズルームで一緒に楽しく遊び、お茶を出すなど『おもてなし』をする事こともあるという。

　同店では「塩ジンギスカン」や「シロコロホルモン」などが人気で価格はすすきのの1号店よりもリーズナブルに設定した。駄菓子も販売し、今後はキッズルームにはテレビゲームなどの遊具も増やし充実を図っていく予定。末田さんは「家族で焼き肉に行っても小さいお子さんが寝てしまったり、飽きてしまっているたりする場合はよくある。ここはお父さんお母さんよりお子さんの方が帰りたがらないお店。ご家族でみんな楽しめると思うのでぜひ」と来店を呼び掛ける。

営業時間は16時30分～23時30分。水曜定休。