北海道内の清酒・ワイン・ビール・ウイスキーなど22カ所の酒造所を巡るスタンプラリー「パ酒(しゅ)ポート」が6月10日、発売される。企画は北海道広域道産酒協議会。
2012年にスタートし今年で3回目。3個以上のスタンプを集めるとプレゼントに応募できるほか、「パ酒ポート」提示で、スタンプラリー参加酒造所でのプレゼントや割引、道内37カ所温泉施設の日帰り入浴が500円になったり、全道に19店舗あるガソリンスタンド宇佐美でガソリンが割引になったりするなどの特典が付く。
今年は、オフィシャルサポーターに酒場詩人の吉田類さんを迎え、22カ所の酒造所ごとに異なるスタンプを吉田さんの俳句が入ったデザインに一新。全酒造所のスタンプを集めた参加者に、認定証と吉田類さん似顔絵入りオリジナル手拭いを進呈する。期間中、吉田さんとコラボレーションした企画も予定。FMノースウェーブDJの片岡香澄さんが宣伝部長を務める。
同事務局・JTB北海道の田村千裕さんは、「パ酒ポートは道産酒の消費拡大と地域活性化のために生まれた。道産酒を応援するという意思表示も含めて、皆さまの旅のお供にぜひお持ちいただければ」と話す。
同日10時から、札幌地下歩行空間(通称チカホ)北大通交差点広場で先行販売し、先着500人に特製紅白酒まんじゅうを進呈する。18時からは発売記念イベントを開き、振る舞い酒と道産酒が当たる抽選会も行う。
価格は500円(税別)。スタンプラリーは6月13日~来年3月31日。スタンプラリー参加酒造所、JTB北海道の各店、参加温泉施設、宇佐美のガソリンスタンドなどで販売する。