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札幌に若鶏半身揚げ居酒屋「金星」-沖縄出身の店主が切り盛り

店主の金良さん

店主の金良さん

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 札幌・狸小路5丁目の道産食材マーケット「北海道産食彩HUG(ハグ)イート」(札幌市中央区南2西5)に11月5日、居酒屋「金星」(TEL 011-231-3331)がオープンした。

塩コショウのみでシンプルに味付けしたという「道産若鶏の半身揚げ」

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 ラーメン店「サッポロ 赤星」(南3西7)、「炭焼き居酒屋 炭おやじ」(南2西7)を経営する「かみむ」(同)の新業態。若鶏の半身揚げをメーンに一品料理などを提供する。席数はカウンター4席。

 店主の金良匠さん(24)は沖縄出身で、約1年半前から北海道に移住。同社で働き始めたときに食べた若鶏の半身揚げの味に「感動」したこと、それを受けた同社社長の「半身揚げの店に挑戦してみては」という一言に後押しされ、店を立ち上げた。店名は名前の一部と「大金星」から名付け「ほかの商売人に負けたくない」という思いを込めた。「来た人においしいとよろこんでもらえる、楽しい店だったと言ってもらえる、一番の店になりたい」と意気込みを見せる。

 主なメニューは、「若鶏の半身揚げ」(980円)、「骨付き/骨なしザンギ定食」(各700円)、「ポーク玉子」(550円)、「長イモポン酢」(450円)や沖縄のご当地料理「ゴーヤチャンプルー」(680円)、「フーチャンプルー」(600円)、豚の塩漬け煮「スーチカー」(400円)など。

 「半身揚げは塩とコショウのみで味付けたシンプルなもの。塩コショウを振って時間を置いて水分を抜き、うま味を凝縮させて味をしめる。皮までおいしいと言って下さるお客さんも多い」と金良さん。使用する鶏肉は北海道産の「厚真鶏」「伊達鶏」。

 「昼はご年配の方、夜はサラリーマンなど時間帯によってさまざまな客層。オープンしたばかりでこれからどういう店になるか楽しみ。味だけでなく人柄も楽しんでもらえる店にしたい」と話す。

 営業時間は11時~15時、17時~23時。

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